エッセンシャル統合医療とは | 医療法人社団 悠健 ドクターアンディーズクリニック | 超早期がん・がん検査・予防・治療

Dr. Andy

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エッセンシャル統合医療とは

従来の治療方法で
再発と転移が起きやすい理由

がんの「エッセンシャル統合医療」のポイントは、がん治療の難しさをいかに克服するかに注力している点です。
それを象徴するのが、「がん細胞の親玉」=がん幹細胞の存在です。
「がん幹細胞」を含む「がん細胞」には、原発巣のがん組織よりももっと良い環境を求めて転移する性質や浸潤する能力が備わっています。この能力を専門的には上皮間葉転換(EMT)能力と言います。

がん幹細胞が元になって作られたがん組織(大半は上皮組織にできる)、この組織内でお互いに接着したがん細胞から一部が脱着します。そしてEMT能力を獲得し、細胞間の結合組織を溶かすタンパク分解酵素(プロテアーゼ)を産生して、リンパ節に移動してリンパ管に侵入したり、血管内に侵入したりします(詳細は専門的になるため省きます)。

血管内に侵入した多くのがん細胞はアポトーシス(自死)を起こして死滅しますが、一部ががん幹細胞様の性質を獲得し、リンパ球や血小板などを巻き込み、細胞集団(クラスター)を形成して生き残ります。

そして、血管外に出て原発巣から離れた遠隔部位で再び上皮の性質に戻り(間葉上皮転換〔MET〕)、新たながん組織を作ります。これが現在有力とされるがんの転移と再発のメカニズムです。

最新の研究論文で報告されたことですが、がん細胞が元の組織からEMT能力を獲得し遊離して循環系に入ると、不思議なことにがん幹細胞のような能力を獲得するのです。そのため、従来の治療方法では、この原発巣、転移巣も含め、がん幹細胞を殺すことが非常に困難であり、進行がん、特に末期がんを完治させることはほぼ不可能でした。

「複数の治療法を組み合わせ」と
「ほぼリアルタイムの検査」

  • それに対して、私たちが提案する新しい治療法、「エッセンシャル統合医療」は、これまでの常識を覆し始めています。この治療法を受けた方は全員、延命に成功しているのです。その中には、末期がんの方も含まれます。

    その定義は、がん幹細胞も含め、がん組織を消滅させる効果が期待できる複数の治療法を組み合わせ、それと同時に、治療効果をほぼリアルタイムで測定できる検査(キッドバイオプシー法)を行うことだといえます。つまり「治療と効果の判定をセットで行うこと」がポイントです。

    「がん組織を消滅させる効果が期待できる複数の治療法」とは、「ヨウ素療法」、「免疫細胞療法」、「遺伝子療法」、「高濃度ビタミンC療法」「医療水素治療」「大量自家血オゾン療法」「キレーション療法」「温熱療法」「食事療法」などを指しています。

「がん検査」の概念を覆す
リキッドバイオプシー
(特殊CTC検査)

  • がんの「エッセンシャル統合医療」では、効果測定のために活用されているリキッドバイオプシー(特殊CTC検査)が非常に重要な役割を果たしています。

    リキッドバイオプシー検査(特殊CTC検査)は、がん細胞の動態・悪性度・治療効果などを検出するがん検査で、線虫がん検査とはまったく、違います。

    それは従来の「がん検査」の概念を根底から覆すものです。

    リキッドバイオプシー(特殊CTC検査)の特長は以下のとおりです。

    • ①PET検査では検出できない3mm以下のがん細胞の存在を検出できる
    • ②しかも検出率は90%を超える高さ
    • ③わずか10ccの採血で検査可能
    • ④治療の効果をほぼリアルタイムで判定できる
    • ⑤定期的な検査により、超早期がんや再発がんを発見できる

    ……このようなメリットを告げられても、今までがんの検査を何度か受けてきた方にとっては、にわかに信じ難いでしょう。

    「がんの生検検査は、組織を取るから痛くて、時間がかかる」と思い込んでいる方が多いからです。なぜそのような検査が可能なのかは、「ヨウ素とリキッドバイオプシーによるコンビネーション治療」の項で、詳しく説明します。

がん細胞だけに
強力な抗腫瘍作用を発揮する
「ヨウ素治療」

この項では、がんの「エッセンシャル統合医療」の主な治療法からいくつかをピックアップして、できるだけ平易に概要を説明します。
まずは、「ヨウ素治療」です。人間の体内には、細胞の生命力となるエネルギーをつくり出す32種類の必須ミネラル・金属元素と、それとほぼ同数の微量ミネラルと微量金属元素が存在しています。

ヨウ素(ヨードもほぼ同義)もその元素の1つです。

体内のヨウ素の約50%は甲状腺に存在しています。その他の50%は、各組織に保管されています。ヨウ素が主原料である「甲状腺ホルモン」は新陳代謝の促進、栄養分の吸収、エネルギーを作る働き、特に子供の成育など、体になくてはならない内分泌ホルモンの1つです。

ヨウ素は、もともと体内で生成される物質ではなく、食事から摂取する必要があります。一般的には、甲状腺ホルモンの材料になることや、消毒剤として利用されていることで知られています。

日本ではほとんど知られていませんが、世界ではヨウ素を甲状腺ホルモン以外の利用方法が研究されています。それが強力な抗腫瘍作用です。

ヨウ素は、甲状腺に取り込まれる以外に、全身の組織に取り込まれ、強い抗酸化作用を示し、細胞の恒常性維持すなわち細胞の健康に大きく関与していることが世界的な研究であきらかになってきました。

詳細なメカニズムの説明は省きますが、その作用の現れの一つが強力な抗腫瘍作用です。そして重要なことは、抗がん剤に見られる正常細胞への副作用が見られないことです。

ヨウ素はがん細胞に積極的に取り込まれ、がん細胞に特異的に豊富に存在する細胞膜脂質と反応し、脂質とヨウ素の複合体(ヨウ化ラクトン)を形成します。

この複合体ががん細胞のミトコンドリアに直接作用し、細胞死を誘導したり、がん細胞の細胞核内に入り、がん細胞の特殊な代謝に働きかけ、がん細胞にこれも細胞死を誘導したり、細胞を正常化したり、上皮間葉転換を制御したりします。

しかももともとヨウ素は必須元素であることから抗がん剤のように耐性化を起こすことがなく、理想的な抗腫瘍作用を持っています。

がんの「エッセンシャル統合医療」で処方するヨウ素(Dr. Andy’s Iodine LF ヨウ素)は、薬事法で強い制限がかかっています。そのため医師法にのっとって院内にて医師自身が、安定的な効果を示すように調合し、医師の責任で患者さんに十分に説明し、了承を得た上で、原則として治療法のない末期がんの患者さんを対象として治療に用います。

ヨウ素の抗腫瘍作用をまとめると次のようになります。

    • ①がん細胞のみを殺すことができる
    • ②正常細胞を傷つけない、むしろ活性化させる
    • ③副作用(薬害)が少ない
    • ④耐性がない
    • ⑤体内での蓄積性がない

「Dr. Andy’s Iodine LF ヨウ素」はがん細胞のみを殺すことができ、正常細胞を傷つけず、活性化させます。さらに副作用も少なく、耐性や体内での蓄積性もありません。ただし甲状腺機能に問題のある方には、末期でまったく治療法がない、すなわちがん難民といわれる方の状況にもよりますが、原則用いられません。

過去約10年間の飲用における
病気の改善について

がん(飲用例のほとんどが末期ステージ)

種類:胃がん、肺がん、前立腺がん、リンパ腺がん、脳腫瘍、スキルス胃がん、乳がん、胆嚢(たんのう)がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、白血病、咽頭がん、
皮膚がん、骨肉腫がん、大腸がん、直腸がん、腎臓がん

時間的考察(経験)

  • ① スキルス胃がんを含む胃がん、肺がん、前立腺がん、リンパ腺がん、脳腫瘍、乳がん、胆嚢がんは経験的に比較的早く改善する例が多く、1~3ヶ月程度でがん細胞を完全に消滅させる率は70~80%になります。20~30%の方の場合、個人差により、がん細胞を完全に消滅させるまでに5~6ヶ月かかる場合もあります。
  • ② 肝臓がん、膵臓がん、大腸がん、直腸がん、皮膚がん、骨肉腫がんは3~8ヶ月程度の期間を要します。改善後も予防として「Dr. Andy’s Iodine LF ヨウ素」を飲み続けることを推奨します。

自分で治ろうとする力を活用する
「免疫細胞療法」

また、最近注目されているNKT細胞標的治療は、すべての免疫細胞を司る親玉免疫細胞を活性化させる治療法です。エッセンシャル統合医療のメイン免疫細胞はこのNKT細胞であることを「免疫細胞療法」の項で詳しくご説明致します。

たとえば、ウイルスや細菌が体に入ってくると様々な細胞が反応し排除しようとします。その代表的なものが「樹状細胞」や「マクロファージ」「T細胞」「NK細胞」など。

これらの細胞を総称して指すのが免疫細胞なのです。いわば免疫システムの根幹を担っている細胞たちだといえるでしょう。もちろんがん細胞にも免疫細胞は立ち向かうので、日々発生しているがん細胞の増殖を抑えて私たちの健康を守ってくれています。

手術や放射線療法は部分的ながんの治療に向いていますが、転移したり体中に広がったりしたがんに対しては、有効ではありません。その点、化学療法(抗がん剤)は全身のがんに作用してくれますが副作用がつらく、苦痛を伴います。

しかし「第四のがん治療」として注目を集めている免疫細胞療法なら、体への負担が少ない状態で長期的な効果が期待できるのです。

免疫細胞療法には、ここまでに挙げた以外にもさまざまな種類があり、それぞれの培養にかかる時間なども異なってきます。自分の症状と照らし合わせながら、どの治療を現在の治療法と組み合わせるべきなのかを医師と相談のうえ検討してみてはいかがでしょうか。

ドクターアンディーズクリニックは、厚生労働省が認定した認定再生医療等委員会によって、安全性、有効性等について審査を受け、再生医療第三種「NKT細胞標的治療(RIKNKT)」の再生医療等提供計画を提出、受理され、登録した正規の再生医療等提供医療機関でもあります。

強力な抗酸化作用がある
「高濃度ビタミンC治療」

「高濃度ビタミンC」とは、高用量のビタミンCを点滴するものです。その場合、血管内にビタミンCを直接入れるため、口から摂取するよりも効率よく体内に吸収されます。

いったいなぜ、高濃度ビタミンCがよいのかというと、強力な抗酸化作用があるからです。大量のビタミンCを血中に投与すると、大量の過酸化水素が発生します。この過酸化水素に、がん細胞を撃退する効果があることがわかっています。

一方、正常な細胞は、過酸化水素を中和する働きがあるため、高濃度ビタミンCによって破壊されません。そのような性質に、多くの注目が集まっています。

また、ビタミンCは体で作り出すことのできない物質なので、体内に蓄えておくことができません。定期的な点滴注入がおすすめです。

悪玉活性酸素を撃退する
「医療水素治療」(HHO)

水素水とは、その名の通り水素を多分に含んだ水のことを指します。水素分子は本来水に溶けにくいものですが、水を電気分解することで水素分子が発生し、水に含ませることができるのです。水素水の吸入などで体に水素分子を取り込むことで、水素分子が「悪玉活性酸素」に反応して、「還元する」といわれています。

この「還元」とは、「酸化」の逆です。酸素と物質が結びつき、変化が起こることを広義に「酸化」と呼びます(厳密には物質から電子が奪われることを酸化という)が、水素分子と物質が結びつき、酸化した物質を元の状態に戻すことを「還元」と呼びます。

つまり「水素が悪玉活性酸素を還元してくれる点」が、私たちにとって、非常に重要なのです。そもそも、人の体に起こる多くの疾患は、エネルギー呼吸代謝の中心となる細胞内小器官ミトコンドリアから、呼吸代謝の過程で発生する「悪玉活性酸素」がDNA、タンパク質、脂質、糖などの高分子を酸化し、それらの機能を障害することから起こります。

また、さまざまな疾患と同様に、老化を進めるのも「悪玉活性酸素」であることがほとんど。ですから「悪玉活性酸素」を撃退するに越したことはありません。

血液をサラサラにする
「大量自家血オゾン療法」

「大量自家血オゾン療法」とは、私が以前アメリカ留学をしていた頃、湾岸戦争の時に駐ドイツ米軍医(解毒班)のDr. Samuel Yuに教わった治療方法です。

彼は現在帰国し、St .Louisで代替医療の病院を運営しています。私はキレーションをはじめ、大量自家血オゾン療法の理論と実践について、くわしく教えてもらいました。

オゾン療法の仕組みを簡単に説明すると、「オゾンガスの中に血液を入れ、血液をサラサラにする」というものです。血液をサラサラにすることでその血液が体の隅々まで酸素を運びます。すると体の中に酸化ストレスが加わり、体が本来持っている酸化力や免疫力を高めることができます。

大量自家血オゾン療法は、別名「オゾン療法」とも呼ばれています。「ドロドロになった血液の一部を取り出し、オゾンで浄化してサラサラにした後再び体内に戻す」という意味です。一度取りだした血液にオゾンを投入することで、血液が活性化され、その血液が再び体内に行き渡ることで、体の隅々にまで酸素が行き渡るようになるのです。

この療法は、ヨーロッパ諸国では、代謝の改善や免疫力の向上などに効果的な治療として広く認知されています。大量自家血オゾン療法によって体内の血液を活性化することで、末期がん含めがんに限らず、次のような効果も期待できます。

  • ■血流改善…肩こりや腰痛、冷え性などの慢性的な疾患の改善
  • ■活性酸素の減少…細胞の老化予防(エイジングケア)、臓器の機能促進
  • ■被ダメージ細胞の修復…慢性的な疲労や筋肉痛の改善
  • ■抗アレルギー作用…花粉症やアトピーなど、アレルギー性疾患の改善
  • その他にも免疫機能を活性化させる効果や鎮痛効果が期待できるため、慢性的な体の疲れや痛みを感じている方、病気がちな方などにはとくに効果的とされています。

ドロドロ血液が与える悪影響と、血液をサラサラに変える大量自家血オゾン療法についてお話ししました。末期がんの方はもとより「体の不調が続いている」「疲れが抜けにくい」という慢性的な不快症状に悩んでいる方も、全身の血液がサラサラになることで改善されるかもしれません。

蓄積した金属成分を排出する
「キレーション療法」

「キレーション療法」とは、体を中から清浄化する最先端の療法の1つです。体内に蓄積された有害な金属成分をキレーターという成分に結び付け、体外に排出除去することができます。

私たちは現代に生きている以上、さまざまな経路から金属成分を知らず知らずのうちに取り込んでいます。水銀やカドミウムなどの好ましくない金属も、魚や穀物、野菜など、身近な食物から微量ずつ摂取されています。

食品だけではありません。身の回りにあるものからも、金属成分は溶け出しています微細な粉末になったものもあります。それらを気づかぬうちに吸引していることは決して珍しくはないのです。

金属成分は、加齢とともに蓄積され、内臓疾患や神経障害、皮膚の疾患などを引き起こす原因になったり、美容やメンタル面にも少なからぬ影響を及ぼしたりします。有害な金属は、健常な人から心身の健康や美しさまで損なうことがあるのです。

また小児の場合は、脳の発達にもダメージを及ぼします。そのため欧米では、有害金属と脳のエイジングや、自閉症との関係についても研究されています。金属成分が人体に及ぼす影響を、決して小さく見積もりすぎてはいけません。

がんの「エッセンシャル統合医療」では、現在蓄積している金属成分を体外に排出し、解毒することができる「キレーション療法」も、1つの柱として推奨しています。

身体の深部を温めて
がん細胞だけを死滅させる
「温熱療法」

温熱療法とは、専用の装置を使って、体を温める療法です。もちろん日帰りで受けることができます。この療法は、がん細胞が「正常細胞にくらべて熱に弱いこと」を利用しています。体を深部まで温めることで、がん細胞だけを死滅させることを狙うのです。

また、体を温めることで、免疫力を活性化させる効果も期待できます。免疫力が高まると、「がん細胞を自分の力だけで排除しよう」という体の働きが高まります。

温熱療法の適応は広く、脳や眼、血液以外のほとんど全てのがんに治療を行うことができます。

食事療法について

酸化した体を、抗酸化作用のある食事を使って、悪玉活性酸素を除去し、体を健康な状態に戻していきましょう。抗酸化作用のある食事療法は、がんの再発を抑えたり、がんを予防してくれたりします。

「食べすぎない」「栄養をバランスよくとる」といった〝食の常識〞を守ることはもちろんですが、新たに次の8つのルールを心がけてみてください。

ドクターアンディーズクリニック流 
食事療法のルール

大原則……植物性の食材を中心に精製、加工されていないものを丸ごと食べる

  • Rule1…炭水化物は精製されていない玄米等から取る
  • Rule2…塩分はなるべく控える
  • Rule3…タンパク質は大豆などの植物性のものや青魚で取る
  • Rule4…野菜・果物・きのこ類をたくさん取る
  • Rule5…脂質はえごま油・アマニ油などのω-3系の油で取る
  • Rule6…牛乳・ヨーグルト・チーズ等の乳製品は控える
  • Rule7…牛肉・豚肉・加工肉及び硬化植物油等の人工油は控える
  • Rule8…クエン酸(梅エキスなど)を積極的に取る

全てのルールを急に守ることは難しいかもしれませんが、できるルールから積極的に取り入れてみてください。

また、近年注目されている成分があります。免疫細胞を活性化させてくれる「βグルカン」という成分です。「βグルカン」は、免疫細胞の1つであるNK細胞を活性化させるといわれています。まいたけやエリンギといったキノコ類や、オーツ麦、大麦、パン酵母などに含まれています。がん予防のために普段の食事に積極的にキノコ類を取り入れたり、白米に大麦を混ぜたりして食べるようにしましょう。

最後に、食事療法についての注意も申し添えておきます。がん治療において、食事療法だけを過大評価することはやめてください。がんのなかには、食事療法が通用しないものも存在します。また「食事療法よりも先に、適切な治療に取り組むべき」というケースもあります。

もちろん食事療法は大事ですが、他の面からのアプローチも忘れないようにしてください。1つの療法だけにとらわれず、複数の治療を組み合わせる点が、がんの「エッセンシャル統合医療」の特徴でもあるのですから。

腸内フローラについて

私たちの腸管の中には、多種多様な細菌を中心とするおびただしい数の微生物が定着して、複雑な微生物生態系をつくり上げています。この微生物の群れを「腸内フローラ」(腸内細菌叢)と呼びます。

フローラ(Flora)とは、分類学の用語で「植物群集」という意味です。腸内フローラの中心となるのは腸内細菌ですが、その数はおよそ糞便1gあたり100兆個とされており、その種類は数百種とも数千種ともいわれます。またその組成は、個々人、民族、血液型で異なり、食習慣や加齢などによっても日々、年々変化していきます。

実は最近、人体のゲノム情報は、腸内フローラの多種多様な微生物のゲノム情報と一体で、健康や精神の状態に関与しているという、「腸内微生物と人体は一つの生命体である」という考え方が提唱されています。

さまざまな研究が精力的に行われ、体の健康がこの腸内フローラの生態系の動きに大きく影響することもわかってきています。腸内フローラのバランスが崩れると、さまざまな慢性疾患が起こりやすくなり、老化が促進されます。

実は、がんも「腸内フローラ」との関係が深い病気の1つです。たとえば日本人を例にすると、日本人の消化システムはもともと肉食に慣れていない民族であっため、肉食中心の欧米人と異なり、肉の消化に時間がかかります。その過程で腸内細菌のなかで悪玉菌と呼ばれる一群の細菌数が増加します。

その結果、肉の不完全な消化で生じた成分を使い、悪玉菌が体に悪いアミン類や硫化水素などを作りだします。それらが腸管から吸収され、体に悪い影響を与えます。

当然それは体内での遺伝子変異を起こし、がん化につながります。したがって、腸内フローラの生態を理想的な状態に保つことは非常に大事なのです。

ではいったいどうすれば、腸内フローラを健やかに保つことができるのでしょうか。世界の民族は、それぞれの長い民族の環境で培われてきた食習慣に合った腸内フローラを構成しています。日本では、先ほど述べたように、肉食は最近まで中心ではなく、穀物、野菜、魚介類が中心でした。

疫学的には日本人にはがんを含め慢性疾患の発生率が過去には少ないとされてきました。これは和食が中心の食生活をしてきたことが背景にあります。しかし食生活が次第に欧米化するにつれ、この状況は変化してきています。

急速な高齢化社会になってきたことも大きな要因ではありますが、食生活の変化で腸内フローラが変化し、乱れてきた結果がやはり慢性疾患が増えてきた大きな要因であるといえるのです。したがって、食生活の見直しが、腸内フローラの生態を健常に保つことにつながります。

がんの
「エッセンシャル統合医療」
の流れ

この項の最後に、がんの「エッセンシャル統合医療」が実際にどのように行われていくかをイメージできるよう、流れを記します(一例です)。

Step1 事前説明及び同意

がんのエッセンシャル統合医療を行うにあたって、治療の目的、 安全性やリスク、そして効果について綿密に医師よりご説明します。患者さんと医師、両者の合意があって初めて、がんのエッセンシャル統合医療は行われます。

Step2 治療前検査

治療前時点でのがん転移の範囲を見るため、治療前に特殊CTC検査(1回目)、他の一般的な検査(感染症検査含む)、腫瘍マーカーを検査します。

Step3 Dr. Andy’s lodine LF ヨウ素治療

ヨウ素点滴×10日間、 ヨウ素内服×10日間、オゾン×1回、高濃度ビタミンC×10日間、HHO×10回

※ 可能な限り毎日実施(患者さんの症状を考慮:土日含む)します。

Step4 中間検査(治療効果測定)

ヨウ素治療後のがんの範囲を見るため、特殊CTC検査(2回目)を行います。基本、ヨウ素治療10日目の翌日に採血します。

Step5 NKTアフェレーシス&細胞培養開始

NKT細胞治療のため、 アフェレーシスにより細胞を採取し、 細胞増殖を開始します。

※ 基本、Step4と同日に実施します。細胞増殖には1~2週間かかります。

Step6 NKT細胞投与

オゾン、高濃度ビタミンC、HHO、NKT細胞投与×4回

Step7 治療後検査

NKT細胞投与後の効果を見るため、特殊CTC検査(3回目)を行います。

Step8 在宅治療

治療後、6ヶ月間(推奨)、ヨウ素内服を行います。

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