サイトカイン療法は、核酸医薬と同じ? | 医療法人社団 悠健 ドクターアンディーズクリニック | 超早期がん・がん検査・予防・治療

Dr. Andy

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サイトカイン療法は、核酸医薬と同じ?

■核酸医薬は、サイトカイン療法とは全く違います

Nat. Med., 14:939-948,2008に発表されているように、核酸医薬とは異常な遺伝子の働きに対して、それを抑制するように作用する新医薬品である。医師主導治験により、世界初の核酸医薬による乳癌治療薬の承認を目指せる。
•乳癌の細胞では抗がん剤に対して抗がん剤の耐性を獲得するためRPN2遺伝子を発現させる。
•RPN2の発現を抑制するためのsiRNAを癌細胞に導入した。
•悪性乳癌の癌細胞に対してアポトーシスを起こさせる。

■サイトカイン療法(培養上清液治療)

・サイトカインとは?
抗原が感作リンパ球に結合した時に、このリンパ球から分泌される特殊なたんぱく質の総称。これまでに、数十種類見つかっている。代表的なものにインターロイキン、インターフェロン、腫瘍壊死因子、ケモカイン、コロニー刺激因子、増殖因子などがある。いずれも、免疫系の調節、炎症反応の惹起、細胞の増殖や分化の調整、抗腫瘍作用に関係し、感染防御、生体機能の調節、様々な疾患の発症の抑制に重要な役割を果たしている。サイトカインやサイトカインの作用を阻害する物質(抗サイトカイン物質)を様々な病気の治療にも使っている(サイトカイン療法)。

核は細胞内にあるタンパク質を用いてサイトカインを作り、お隣の細胞に伝えたいメッセージを送る。 この細胞は長いメッセージを送れません。しかし、短いメッセージをいくつも作り出すことができます。 サイトカインの短いメッセージ1つでは、意味が伝わらないのでいろいろな要素を持ったメッセージを出します。複数の種類のメッセージが繋がることで、初めてちゃんとした文章として意味をなすのです。 そのため、治療に使う場合、単体のサイトカイン投与ではなく複数種類のサイトカインが詰まっている製剤が使われます。

・サイトカイン療法のメリット・デメリット
メリット
・身体に負担をかけずにがん細胞を攻撃する
・いつもの暮らしができる
・進行がん、移転がんにも効果がある
・早期がんなら根治の可能性もある
・体力の低下した患者にも治療可能
・他の治療と並行してできる
・再発・移転の抑制に有効
・緩和医療で予後改善が期待できる

デメリット
・基礎体力が落ちている人には効果が出にくい
・治療データの蓄積がない。
・免疫療法単独での治癒は難しい。
・免疫を活性化させても免疫抑制により効果が低下してしまう。
・治療のガイドラインが決まってない。
・保険適用外なため高額になってしまう。

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