脂肪由来間葉系幹細胞治療 | 医療法人社団 悠健 ドクターアンディーズクリニック | 超早期がん・がん検査・予防・治療

Dr. Andy

  • TEL03-3401-0756

脂肪由来間葉系幹細胞治療

脂肪由来間葉系幹細胞治療

~自身の正常な幹細胞で安全に病気の進行を抑制・改善する

間葉系幹細胞治療は、再生医療の1つです。患者さんご自身の身体(脂肪組織)から少量の「間葉系幹細胞」を採取し、それを培養して細胞の数を増やした後、静脈への点滴によって患者さんの身体に投与する(戻す)治療法です。

この治療により、末梢神経の炎症部位や過敏になっている末梢神経障害の部位に直接作用することから、慢性疼痛の根治的な治療となることが期待できます。また、さまざまな病気の進行を抑制・改善します。また、老化を防ぐ効果も期待できます。

患者さん自身の細胞を利用するため、アレルギー反応などの副作用の心配が少ないのもこの治療の大きな特長です。

脂肪由来間葉系幹細胞治療のメカニズム

幹細胞の2つの能力を活用する

身体の中の細胞は絶えず入れ替わっています。そのとき、新しい細胞を生み出す役割を持った特別な細胞が「幹細胞」です。

幹細胞には2つの能力があります。1つは、皮膚・血球・臓器・骨など、私たちの身体を作るさまざまな細胞を作り出す能力(分化能力)、もう1つは同じ能力を持った細胞に分かれる能力(自己複製能力)です。

幹細胞は、「多能性幹細胞」と「体性幹細胞」とに大分類されます。
多能性幹細胞の代表例は、ノーベル賞を受賞した山中伸弥博士による研究で発見されたiPS細胞です。他にも受精卵から作られるES細胞があります。
多能性幹細胞は、人工的に作り出され、どんな細胞にもなれるのが特徴です。

一方の体性幹細胞は、動物の体内に存在しています。どこの組織にあるかによって、どんな細胞を作れるかがだいたい決まっています。
体性幹細胞の代表例が、間葉系幹細胞です。「間葉系」というのは、受精卵が細胞分裂を繰り返しながらさまざまな組織を形成していく段階のうち、比較的早い段階で作られる組織を指しています。
間葉系幹細胞とは、骨細胞、心筋細胞、軟骨細胞、腱細胞、脂肪細胞などから採取された幹細胞のことをいいます。

実用化スピードでは間葉系幹細胞治療がiPS細胞をリード

iPS細胞は、幹細胞の特殊な能力を活用して、病気の治療に役立てる研究が急ピッチで進められています。人工的に作り出すことが可能な「万能細胞」であるため、将来の医療にとって希望の星であるのは間違いありません。しかし、人工的であるがゆえに技術的に非常に難しいのも事実です。

その点、体に存在する間葉系幹細胞は、人の骨髄・脂肪組織や歯髄などから比較的簡単に手に入れることができます。そのため、研究は多能性幹細胞よりも進んでいます。特に脂肪由来間葉系幹細胞は、体の表面近くにある脂肪組織から採取可能です。

どんな細胞にもなれる多能性幹細胞に比べて、脂肪由来間葉系幹細胞は能力が限られます。しかしながら、近年の研究では、骨芽細胞・脂肪細胞・筋細胞・軟骨細胞だけではなく、神経などの細胞にも分化する能力を持っていることがあきらかになりました。それを活用したのが「脂肪由来間葉系幹細胞治療」です。

脂肪由来間葉系幹細胞には、神経や血管などに分化していく能力や、障害がある部分を治癒していく能力、また炎症を抑える能力があります。投与した幹細胞が、神経障害や機能障害を発症した部分に自然に集まり、神経の再生や神経損傷部分の修復を行うことで、慢性的な痛み(慢性疼痛)の軽減を図るとともに、その原因となっている部分の治癒に寄与します。

治療のメカニズムまとめ

脂肪由来間葉系幹細胞治療が慢性疼痛を軽減するメカニズムをまとめます。患者さんご自身の脂肪から少量採取した幹細胞を培養して、数を増やした幹細胞を静脈点滴で患者さんの体に戻す治療です。

幹細胞の能力により、傷ついた組織を修復し、痛みの原因となる炎症を抑えることで疼痛の改善を図ります。この治療は、副作用の心配がなく、末梢神経の炎症部位や過敏になっている末梢神経障害の部位に直接作用することから、根治的な治療となる可能性があります。またこれらのメカニズムにより、アンチエイジング効果も期待できる治療法です。

治療の流れ

では、実際の間葉系幹細胞治療の流れを見ていきましょう。どのような疾患の改善を狙うかによって、治療の流れは変わります。以下は、慢性疼痛の例です。

  • ①脂肪組織の採取

    局所麻酔を使い、腹部から脂肪組織を採取します。施術中の痛みはほとんどありません。

  • ②脂肪組織から間葉系幹細胞を分離

    脂肪組織から間葉系幹細胞を分離

  • ③幹細胞が必要な数になるまで培養

    培養加工施設では厳しい管理の下、脂肪組織から幹細胞を分離させ、約4~5週間かけて幹細胞を1億個~1億2千万個になるまで培養します。

  • ④末梢静脈内に点滴投与

    投与時間は1時間から1時間30分程度です。投与後は定期的に血液検査や健康観察などを行い、治療の状態を診察していきます。

慢性疼痛とは

慢性疼痛とは、ずきずきとうずくような痛み(疼痛)のうち、長期間(3カ月以上)持続するものや、再発するもの。またはケガ(組織の損傷)などが回復した後も長期間(1カ月以上)持続するもの。または、長い期間、治癒に至らない病気にともなうものをいいます。

慢性疾患(がん、糖尿病、関節炎など),組織の損傷(椎間板ヘルニア、靱帯断裂など)、原発性疼痛疾患と呼ばれる神経障害性疼痛や慢性頭痛、線維筋痛症など)が代表的な原因として挙げられます。

このように多くの疾患に共通して見られる症状ですが、その現れ方はさまざまです。必ずしも原因を特定できるとも限りません。そのため治癒しにくいケースも非常に多く、症状を緩和するための鎮痛薬を長期間にわたって投与することも多くなりがちです。

その 一方、患者さんにとっては毎日の痛みに耐えることだけでなく、他の人からは理解を得られないことも多いため、それが精神的な苦痛になる傾向もあります。

従来の治療方法としては、薬物療法が基本ですが、高齢者では認知機能低下、歩行障害、眠気、ふらつき、腎機能障害などの副作用が認められます。

また進んだ治療法として、「神経ブロック療法(交感神経の破壊や、末梢感覚神経の破壊を行う)」を用いるケースもありますが、神経障害性疹痛を再発することがあります。

症状の特質から、心療内科や精神科、臨床心理士と共同で、長期にわたる治療になるケースも多いようです。

このように治りにくい症状である慢性疼痛ですが、現在は脂肪由来間葉系幹細胞治療が有望な解決方法として浮上しています。幹細胞が慢性疾患や損傷した組織のダメージ回復に作用し、原因を取り去ることで慢性疼痛の根治が期待できるからです。

治療の副産物「アンチエイジング効果」

このように慢性疼痛に最も効力を発揮する「脂肪由来間葉系幹細胞治療」ですが、治療を行った後のうれしい「副産物」があります。

治療のメカニズムは、患者さんご自身の体から取り出した幹細胞を培養して増やすことにより、細胞の活動を活性化して組織の機能を回復するものです。その作用は、慢性疼痛やその原因になっている疾患に対して働くだけでなく、老化が進行しているところを選ぶようにして作用する特質があります。
すなわち次のようなアンチエイジング効果が期待できます。

・肌質
肌質の張りの改善、シワやたるみの減少
・頭髪
白髪の減少、頭髪の増量
・ED
性機能の改善、性欲増進
・眼
老眼の改善、視力の回復
・泌尿器
・頻尿や尿の切れが改善

その他、新陳代謝が活発になるため、
・疲れにくくなった
・よく眠れるようになった
・肩こりが楽になった
・風邪をひきにくくなった
・おなか(腸、便通)の調子がよくなった
・不整脈がよくなった

など、老化現象の改善が期待できます。

治療後の声

  • 腰痛・背中の痛み・膝の痛み

    痛みに対して、ずいぶんペインクリニックに通いましたが、まったく効き目はありませんでした。脂肪由来間葉系幹細胞治療を受けた後、今はスポーツ、ゴルフもできるようになりました。夜も、眠れるようになりました。
    (50代男性)

  • アトピー性皮膚炎

    全身痛とかゆみが治まり、皮膚症状も緩和し、血液検査でアレルギー値が低くなりました。(30代女性)

  • 2型糖尿病

    全身の痛みに対して幹細胞治療を受けました。痛みはかなり改善されました。また2年間にわたって2型糖尿病で通院してきましたが、血糖値、A1cの値が下がらなかったのが投与後すぐに正常値まで戻りました。GLU250→122 A1c9.8→5.5
    (50代男性)

  • 脳梗塞

    脳梗塞により左半身に強い痛み。生活できないほど痛みは強かった。治療開始1年で車の運転も可能になりました。
    (60代男性)

  • 交通事故後の慢性疼痛

    10年前に全身打撲の交通事故にあい、完治と言われた後も痛みは継続していました。幹細胞治療後、痛みはかなり改善され、今は楽しくジムに通っています。

脂肪溶解メソセラピーはこちら